ここのところ、ずっと書いていなかった、ラーメン紀行。理由は、事務所近くにある、「とんこつ家然」を応援したくなってしまったからだ。
この店は、店主が研究熱心で、他の評判の良いラーメン屋より、美味しかったからだ。
口コミなど、中々広がるものではない。
広告打つにも金がかかる。
駐車スペースが狭く、入りにくいなど、
美味さとは対象的に、問題は山積みだった。
私とて、色々と思うこともあったが、ズバリ言えない事もあり、店主は店主なりの方針があるので、私は食の感想、メニュー表を作ってあげるくらいしか出来なかった。
友人とラーメンを食べ歩いては、あーでもない、こーでもないと気軽に言えなくなってしまったし、店主の頑張りを見ていると、他のラーメン屋に行くくらいなら、然で食べた方がいいかなと、思うようにもなっていた。
11/25を持って、然は閉店。
店主は新たな店に行くことにした。
彼のこれからに期待したい。彼のこれからが充実したものでありますようにと、願うばかりだ。
さて、今までずっと食べ歩き、また、然の常連として見てきた総括を一度しよう。良い機会だ。
味は千差万別、作り手は美味いと思って出しているのだから、好みでしかないが、
正直なところ、本当にこれで良いのかを立ち返って見るべきだ。
松本の人は、美味さよりも評判に弱いところが強く、雑誌やテレビで取り上げられたところが絶対だと思う人が多い。
昼に行列ができるラーメン屋より、同じジャンルで、もっと美味しいラーメンを何軒も紹介出来る。がしかし、ラーメンとはそんなものかもしれない。行列に並ぶこと、有名店に行ったと自慢すること、それを楽しんでる人も多いのだろう。
私が超常連として、然に関わってきた中て感じた事だが、看板メニューである、とんこつ醤油より、煮干しとんこつ醤油や、魚介とんこつ醤油多加水麺、王様塩中華そばに方が、遥かに美味かった。また、限定でやった頃の、魚介中華そばも、未だに話題にのぼる。
どう言う都合が有ったのかはわからないし、あまり強く言えなかったが、看板メニューは煮干しないしは魚介とんこつ醤油にしたら、今頃どうだったのかな？
色々な店を回って思う事は、ラーメンの値段が若干高め。
一杯に800円だと、どうなんだ？と思ってしまう。未だに。ココイチのカツカレーより高い。
昼飯、ワンコイン時代に毎日800円は無理。
結果、来店数は減ることになる。
統括すれば、結局のところ、ラーメンはご馳走になり、月イチかニくらいで、友人と食べに行くくらいがちょうどいい。
そんな食べ物になってしまった。私的には。
中華そばの並は700円を切るくらいで、とても美味しく、クドくないならば、1週間に一度くらいは行くだろうな。
さあ、長い夢が覚めた。
これからは友人と都合が有った時に、またゆっくりとラーメン屋巡りの旅に出かけることにしよう。そして、時々だけど、「新・ラーメン紀行」を書いたりします。
あー、こうして書いていても、魚介とんこつ醤油多加水麺と王様塩中華そばを思い出すとヨダレが出る…(T ^ T)
またどこかで、美味いラーメンに出会えることを期待して、私のラーメン紀行は終了することにします。
人の出会いと別れはこんなもの…。
私は人の出会いを提供する仕事で良かった。
また明日から頑張ります。
ラーメン紀行ファンの皆様、ご静聴ありがとうございました。
またの機会にお会いしましょう。
※写真は海老油そば🦐
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