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深い夜

夜の静けさは好きだ。
夜が深ければ深いほど、静けさの中で、深く海の底に潜ったかのような孤独は、
色々なことを考えるのにはうってつけで、若い頃から好きだ。

朝ね静けさは、これから始まる騒がしい1日を連想してしまうから、やはり夜の方がいい。

きっとみんな寝ている。
鬱陶しいことも寝ている。

しがらみから解き放たれたような解放感を今少しだけ味わってる。

そして今日、入会してくれた子のことを考える。

それは鬱陶しいことじゃない。
これからやってくる、秋の夜長が楽しみだ。

残念なことは、加齢により、中々夜に起きてられないことだ…。