★この話は第1話、第2話からの続きです。
必ず第1話、第2話を読んでからお読み下さいm(_ _)m
彼の嬉しそうな顔は、あれから30年以上経っても忘れられない。
きっとあの夜の彼には、寒さも吹雪も素敵なものに見えていたのかもしれない。
久しぶりに彼と話をしながら、私はそんなことを想い出していた…。
もちろん、彼には、そんなこと言わなかった。
そして、電話を切ってからも、私は何故かその事から頭を切り替えられずにいた。
彼に暖かさを与えていた、あの彼女は今頃、何処でどうしているのだろう…?
今は誰を暖めているんだろう…?
あの大事なマフラーはどこに行ってしまったんだろう…?
今年の冬は寒いとテレビの天気予報で言ってた。
これを読んでいる、あなたの心を暖めてくれる人は誰ですか…?
もうすぐ寒い寒い冬がやってきます…。
ホンキートンクはあなたからの連絡をお待ちしておりますm(_ _)m